こころが「汗」をかかせている。
精神性発汗というのは、文字どおり
「 精神 」 が引き金となって汗をかいてしまうもので、
典型的なあがり症の症状
のひとつです。
たとえば緊張したり興奮したときというのは、
だれしもある程度の汗をかくものですが、
精神性発汗の場合は交感神経が敏感に反応し、大量の汗をかきます。
つまり 「 自律神経 」 と深い関係があるということです。
精神性発汗のもうひとつの特徴は、
緊張したり、汗をかいたり、恥ずかしさを隠そうとするために、
よけいに汗をかいてしまう悪循環に陥ることです。
たとえば家から駅まで走って電車に飛び乗った。
運動したのだから身体は熱を持ち、発汗するのは当然です。
自分は汗が噴き出しているけれど、
まわりの人たちはリラックスしている。その状況に、
- 自分だけ汗をかいていて、おかしな奴だと思われやしなだろうか…
- なんとか汗を隠したい。
こういった思考が悪循環を呼び、
精神性発汗をより強烈なものにします。
精神性発汗を抑えるにはどうしたらいいのか?
子どものころの体育の授業や部活動、
マラソン大会などを思い出してください。
みんな同じように運動しているのに、
汗びっちょりになる子もいれば、さほど汗をかかない子もいたでしょう。
発汗には個人差があって、それは 「 体質 」 です。
そして汗をかくことは、
何も恥ずかしいことではありません。
脳が身体に「発汗命令」を出している
ちょっと思い出してほしいのですが、
夜寝るまえにソファーで寛いでいるとき、ベッドのうえで横になっているとき、
あなたは汗をかいているでしょうか?
きっとサラサラのはずです。
それは、あなたがリラックスしているからです。
たとえ多汗症で悩んでいたとしても、
リラックスしていれば発汗しないのです。
ですから普段、どれだけ気持ちをリラックスさせて行動できるか?
というのが一つのポイントになるでしょう。
汗をだしているのは 「 汗腺 」 と呼ばれる部分です。
しかし汗腺に汗をかくように命令しているのは 「 脳 」 です。
落ち着いてさえいれば、
脳が身体に 「 発汗命令 」 を出すこともありません。
精神性発汗を抑えるポイントは感情のコントロールにある
ここでキーポイントとなるのは、
「 感情 」 でしょう。
感情が引き金となって、
私たちの身体に精神性発汗を起こすのです。
「 やばい、マズイ、どうしよう・・・ 」
こういった焦りや負の感情が、
精神性発汗のトリガーを引くのです。
ですから感情をコントロールすること、
しいては自分の思考パターン、思考グゼを見直すことであり、
人生にわくわくを感じる自分でいられること、
また、 「 出来事に対する解釈 」 をポジティブなものに変えるということが大事です。
同じ状況、出来事に遭遇したときに、
まったく違う行動をとったAさんとBさん。
それはAさんとBさんが、ある出来事に対して別々の解釈をしたからです。
起こったことや状況に対する解釈は 「 選択 」 できる。
つまり感情はコントロールできるということなのです。
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